そりゃあ、単価は高い方がありがたいですよ。
設備投資にも使えるし。
でもね、個人事業主にはない、サラリーマンて凄いって点の一つ。
上司問題があります。
上司は選べないんですよ。サラリーマンは。
今問題になってる?親ガチャ?親は選べない的な。
上司ガチャ。それこそそれ。
で、個人事業主のそれに当たるのは、担当さんなわけです。
担当さんは仕事を出す側だから、立場が上で上司的存在。ハズレると辛い。
理に適っているならば結構なんだけども、それは無理ということを振りかざしてくる人も中にはもちろんいます。
こちらも個人事業主、つまり、会社と会社のやり取りなはず。
だから、こちらとしてはその対策としてある程度の理を尽くします。
それでも無理な人と付き合いたくない!ということになったりしたら。。
私もありました。こいつ!って思うやつ。
そのために、個人事業主ができることは、そいつを切っても大丈夫なほど充分な仕事量を確保するしかないのです。
少し安くても、こちらの理をある程度飲んでくれるお得意の会社をやり続けるなどの歯噛みしながらの自分との戦いが必要です。
たまに私をありがたくも切ってくれた人が、仕事がなかなかないとか、やってくれる人がいないとか連絡が来ます。
むしろ、切った事実を有耶無耶にしたいがために、病気だったと嘘をつく者もいました。
最後は結局、私に仕事を頼もうとしてきます。
それは、つまり、誰にとってもその担当はハズレなのです。
もちろんありがたく切ってくれた過去を持つ、泣きついて来たその担当を私は恭しく断ります。
それくらいの度量を持たないといけません。
人生はその人本人が主役でなければなりません。
誰かの、ましてや、そういった担当の脇役ではないのです。
この日本では吃立した1人立った人間同士が生きられる国なのです。
ちょっと大きな話になってしまいましたが、つまらない高い仕事をするよりも、安い有意義な仕事をするのも一義あるということです。
小我を捨てて大我を生きよとはまさにこういうことなのかもしれないですね。