焦る自分を抑えつつ、本日は、息子の受験最終日だった。
いわば、決戦の金曜ならぬ、日曜日。
朝から息子を送り出し、待つ時間の長いこと。
このところ、息子の受験に時間を割いてきた。
そんなことをいうと怒られるかもしれない。
もっと割けたのかもしれないが、私の中ではかなり割いて、付き合ってきたつもりだ。
そこで、不思議な感情になった。
息子はまだまだ青い中学生だ。
だからこそなのだろうが、成長力が物凄い。
ほんの一年前までは、なにを言っているのかわからないような中身が小学生のような子だった。
ところが、家庭教師のお陰か、はたまた少し前に出来た彼女のお陰か、もの凄く受験勉強を前向きに、そして、直向きに頑張っていた。
それは見違えるような成長ぶりだ。
子供は成長する。
親の私はどうだろうか。
こういう考察をし出すと身悶えるのはわかり切っているのだが、、。
それも最近のモヤモヤの一因でもあるだろう。
つまり、嫉妬に近いものだろう。
仕事をする→生活費+αがもらえる。→使う→減る→仕事をする→生活費+α、、
と毎日か同じことの繰り返しで、何も成していないと、はたと思うときがある。
まるで、笑う犬の生活のテリーとドリーのような感情だ。
それがモヤモヤの正体だと思う。
革新と新生な毎日を送れていないことへの妙な感情。
これは難しい問題だ。
しかし、私の人生の師匠は、
「小さな勝利の積み重ねがやがて偉大な勝利となる」
と希望をくれた。
つまり、今日は何をするのか。
そして、それをちゃんと遂行できたかどうか。
この積み重ねが大事なのだと教えてくれた。
「人生は勝たねばならない。それは、お金儲けが出来たとか、名声を得たとか、そんなことではない。誰になんと言われようと俺は勝ったと誇れる人生を送ることだ。」
と。
まだ受験の結果は出てないが、息子は自分に勝った。
私も、決意を胸に今日よりはまた勝ちに行く。