性転換
ではない。
父と母の役割なんて時代で変わるものだ。
ホームダッドなんて言葉もある。
つまり、昔は母が家にいて父が働く。
父がよく物を買い、母は節約の象徴であったし、母は家にいるから教育熱心で、父は無頓着だったのだ。
しかし、今は母が自分のために金を使い、父が子供のために節約し、教育を訴えなくてはならない時代が来たわけだ。
そう。
今もそれをしている家庭もたくさんあるだろうが、うちは役割が逆転してしまいそうだ。
子供のゲームの時間を心配するのは、母親ではない、父親になってしまった。むしろ注意したことが蔑視の目線となり得るときもある。
子供のために目先の金を使うのが母親に成り果て、未来のために節約するのは父親になってしまった。
これも時代か。
男女平等が叫ばれる世の中。
平等であるならば、対等であるべきだと思う。
世の女性諸氏よ、自立し、尊厳を高めよ。
男女平等を叫ぶならば、男に媚びることなかれ。
また、本当に子供の未来を憂うならば、必ず節約家になり得るのだ。