儲からない商売と功徳のない信心はやめろ。
これは、私の師の師が言った言葉。
昔から、安い仕事ばかりしてた。
若い時期は、自分の腕っぷしに自信がなく、私の価値はこんなもの。って思ってた。
40になろうとしている今。
体力の低下。材料は高騰。職人の不足。税金の増加などの要因が様々あり、流石に安くできなくなった。そして、働き方改革。
はっきり言って、日本の職人がいなくなった理由は日本の体質が原因。
でも、環境のせいにするのは、簡単だし、私の哲学に反するし、何よりなにも変わらない。
なので、自分が変わるしかない。
そこで、儲からないような仕事の取り方を30代中盤で辞めた。
大手だって結局は職人の手によって動いている。
人材こそが城を作るのだ。
故に、私は今日も心を鬼にして、儲かる仕事になるように打ち合わせをする。