この前、鉄腕ダッシュを久々に見た。
ジャニーズの岸というちょっとどころではない天然のメンバーがTOKIOの城島、国分と一緒に畑で稲を育てるところだった。
稲を育てるまでに、虫を駆除したりと結構大変だ。
虫も駆除しながら、育てた稲はグングン育ち高さが70センチまでに。
しかし、それを城島が見た瞬間。これは高さはあるけど、束として少ないなぁと。
そう。たしかに上には育っていたが、ひょろっとした茎の本数が少ない稲がそこにはあった。
茎が少ないと台風など大風が吹いた時に、倒れてしまうというのだ。
そこで、城島は稲に刺激を与えて茎を増やすという方法を取った。
長い縄紐を手で編み、それを畑の端から端まで二人で引っ張って稲の頭をスライドさせていく作業だ。
この刺激が根を強く張らせ、茎の数を増やして風に強くさせるそうだ。
私はこれを見て、なるほど、稲の生命力もすごいなぁ。
過度ではないにしても人間にも少なからず緊張感とか、困難な出来事は必要だなと。
難題を越えてきた人間と、温室で育った人間はいざという時の困難に対する態度が全然違うのだ。
どれだけ困難という風に踏ん張れるかどうかは、結局のところどれだけ苦労して地に根を張り、生きてきたかということの証左でしかないと思った。